平成26年2月 定例県議会

1 県営名古屋空港について
(質問要旨)
1)県営名古屋空港についてお伺いいたします。

県営名古屋空港は、平成17年に、我が国初の本格的な小型航空機の拠点となる都市型総合空港として開港いたしました。
これまで、コミューター航空やビジネス機などの拠点化を図るため、フィンガーコンコース、ターミナル機能の1階への集約、日本で初めてのビジネス機専用ターミナルなど、整備が進められてまいりました。
開港後、丸9年が経過しましたが、その間、空港の運営は安全かつ安定して行われ、コミューター航空の利用者からは、駐車場が無料、そして搭乗までの移動距離が短く、使い勝手の良い空港との評価もお聞きしております。
現在、就航しているフジドリームエアラインズは、全国6都市に一日14往復を運航し、1月末には利用者が50万人を超え、さらに、この3月30日からは、新たに山形便を一日1往復就航します。
また、ビジネス機についても、利用者のプライバシー保護を始め、CIQを含めた航空機への搭乗時間がわずか15分程度という我が国トップレベルの機能と利便性を備えたビジネスターミナルの効果等により、年間70機程度の利用を確保・維持するなど、その役割を着実に果たしてきております。
こでお伺いいたします。県営名古屋空港の円滑な空港運営を確保しつつ、民間航空機の生産・整備拠点の誘致を実現するため、どういったスケジュールで立体駐車場の建設工事を行い、空港利用者へ影響を極力抑えた駐車場運営を展開していくのか、また立体駐車場完成後の運営について、県当局の考えをお伺い致します。

2 県立高校の今後のあり方について
(質問要旨)
2)県立高校の今後のあり方についてお伺い致します。

今や、国民的な教育機関となっている高等学校は、生徒にとって年齢的なこともあって人格形成や社会との関わりを強く意識する時期に当たっており、今後の社会を支える人材の育成という観点からその在り方が大変重要なものであります。
本県においては、社会の変化や生徒の多様化に適切に対応していくこと、少子化の進行により、生徒数の減少が見込まれていたことから、平成13年度から10年間にわたって「県立高等学校再編整備計画」に基づき、高等学校の再編統合を進めるとともに、総合学科の設置、普通科コース制の導入、専門学科の改編など、魅力と活力ある学校づくりを進め、学校の特色化についても一定の成果を上げてこられました。
しかし、その後も社会経済状況は変化し続けており、常に時代のニーズや生徒の一層の多様化を踏まえた特色化が必要であると考えております。
来年度、今後の高校教育の在り方についての検討会議を立ち上げ、基本計画を策定されるということでありますが、時代のニーズに対応した特色ある県立高等学校づくりをどのように考え、どのような方向を目指そうとしておられるか、教育長のご所見をお伺いします。
また、特に、教育改革の中でキャリア教育をどのうように推進していくおつもりかお伺いします。

3 環境調査センター・衛星研究所の建替えについて
(質問要旨)
3)この調査センターと衛生研究所の沿革を振り返ってみますと、まず、環境センターは、昭和45年に名古屋市千種区で公害調査センターとして発足(ほっそく)した後、昭和47年に現在の名古屋市北区に移転しました。また、衛生研究所は、昭和23年、県庁内で発足(ほっそく)、名古屋市中区、千種区を経(へ)て、昭和47年に現在地に移転しております。
環境センターと衛生研究所は、昭和47年3月に竣工した同じ建物の中に設置され、約42年が経過致しました。
県においては来年度から、環境調査センター及び衛生研究所について、PFI手法を用いた施設整備を行うための準備を進めることとされているところでありますが、私は、改めて、今この時期に、2年前に最先端の環境配慮型施設の建設を指示された、知事の先見性を評価させて頂くとともに、ぜひともこれを実現して頂きたいと、強い期待をしております。
そこで、お伺いいたします。まず、新施設について、PFI手法を用いた施設整備の具体的なスケジュールはどうなっているのでしょうか。
また、県は、新施設を、「環境首都あいちにふさわしい全国モデルとなる新エネ・省エネ施設とする」との方向性を示されておりますが、現在、どのような新エネ・省エネ施設を検討されているのかお伺いいたします。

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